お知らせ

2015.08.23 / 院長ブログ

流産ケアとヒプノセラピーはじめます

皆様おはようございます。
スピリチュアル鍼灸師・加納由美です☆

8月23日

さて、今日はなんの日でしょう〜!

ハイ!
わたくしの、38回目の誕生日です☆

台風が近づく沖縄ですが、
ステキな一日になりますように!

昨日は9時前に子供を寝付かせながらの寝落ちで、
2時前にが覚めてしまい、
それからずーっといろいろなことを考えていました。

この一年を振り返ってみると、
らくまくらを完成させたり、
念願の月桃祭りを開催したり
やりたかったことを叶えられた年でもあり、
未だ同じ課題をグルグルしているところもあり、
3歩進んで2歩下がる
そんな一年でした。

でも、誕生日までの駆け込みのように、
この夏ある体験をしました。

実は6月に妊娠が判明したのですが、
7月末、9週の検診で心拍が消えてしまい、
赤ちゃんとお別れをしました。

とても悲しい経験ではあったのですが、
これを受け入れる過程で、
きっとこれが
私のターニングポイントになるであろうことを
予感させる出会いと、
鍼灸師としての様々な決意がありました。

実は私は7年前にも初期流産の経験があり、
今回で2回目になります。

でもこの2回の流産は、
同じ流産という辛い出来事であったにも関わらず
全く違った心境で過ごすことができました。

前回は、それはもう本当に
心がちぎれそうなくらい辛かったし、
自然流産の時の痛みも
陣痛を思うくらいの痛さでした。

でも、今回は、
流産とわかった時は悲しかったけど、
みんなに慰めてもらい、
ひとしきり悲しんだら、
悲しみより
このような経験をしている人たちのために
鍼灸師としてできることは何か?
という気持ちが大きくなり、
それを模索するようになりました。

妊娠初期の流産の場合、
原因はお母さんではなく
卵の状態や染色体異常によるもの
つまり赤ちゃん側の都合と言われますが、
多くの場合、
やはりお母さんは自分を責めたり、
悲しみからなかなか立ち直れずにいることもあります。

だから流産のケアは
身体のケア以上に
心のケアが必要だなと感じていて、
その為にはどんなアプローチが出来るのか。
鍼灸だけでは、何か違うと感じていました。

そんな折、
ぬくだまの卸しのお問い合わせをしてくださった
こうのとりの田原由加里さんとのご縁から
ヒプノセラピーを知り、
沖縄で活動されているヒプノセラピスト
仲原英司さんとご縁をいただくことができました。

ヒプノセラピーとは、簡単に言うと
深いリラクセーション状態で、潜在意識とつながることで
心の奥底にある問題の原因や自分の本音へアスセスすることができる、催眠療法のことです。

私は、今回このピプノセラピーで
この流産をどう受け止めたらよいか
掻爬手術するのか、自然流産を待つか
痛みの恐怖との向き合い方、
赤ちゃんとの対話から
赤ちゃんが来てくれた意味や
赤ちゃんからのメッセージを聞き

あらゆる不安や恐れを解消して
とても前向きになることができました。

そして実際、悲しみではなく
赤ちゃんへの感謝と愛おしさに包まれながら
全く痛みのない状態で自然流産を迎えることができ、
自分自身でも驚くほど、
心身ともに元気に過ごしています。

7年前と比べると
同じ経験とは思えないほどの経過で
それ以来、ヒプノセラピーに興味を持ち
自分自身でも習うことに決めました。

私がヒプノセラピーの好きなところは
自分自身が自分の感覚で
全てをイメージし受け取れるところです。

今までも、
リーディングで患者さんの深層心理やインナーチャイルド
前世などにアクセスし
アドバイスさせていただくことはありましたが、
人から伝え聞くより
自分自身が経験するほうが
はるかに納得でき、
気づきのスピードが違います。

これこそが、私の求めていたことだと
久しぶりにワクワクが止まらない状態です。

きっとこれも赤ちゃんからのギフトなんだと思っています。

という訳で、2015年下半期は
毎月月末にヒプノセラピーを習いに内地に出かけます。

そして、
未妊ヒプノ
ヒプノ赤ちゃん
を学び、
鍼灸と融合させることで

望妊から出産、産後
流産や死産
子供を持たない人生の選択など

女性のライフステージに合わせた
心とからだと魂へのアプローチができるよう
精進していきたいと思っています。

さらに最近は
ベビ待ちさんからの治療の依頼が多く
この分野に関しても
鍼灸治療だけでなく
根本的にパートナーシップを見直し、
自分ともパートナーとも愛が深まるような
不妊治療のご提案ができるように
私の持つ知識と技術を組み合わせたメニューを
考えています。

スタッフも増え、
業務も多角化しているひだまり堂ですが、
やっぱり私がやりたいことは
患者さんが体と向き合うことで
自分らしい人生へと方向転換し
いきいきとされる姿を見ることなんだなと
つくづく実感しています。

経営者ではなく職人気質なんですかね。。。

そんな、ますますマニアックになるワタクシですが
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ひだまり堂  加納由美

 

写真は私の魂のふるさと、ヒマラヤからの朝日です

IMG_2088

前後の記事はこちら

時系列
同じカテゴリー