2011.10.06 / タイ・ネパール旅行日記
ネパール☆虹の旅⑥ サンライズハイキング!
ネパール2日目
今日は4時45分にドライバーさんと待ち合わせ。
ヒマラヤは、日の出直後が最も美しいということで、
ポカラ屈指のViewpoint、サランコットの丘へ向かう。
当然あたりは真っ暗。
見上げると、満天の星空。
コレは期待できる☆
タクシーに乗り込み出発!
こんなに早朝だというのに、
ウォーキングなのか、出勤なのか、
いそいそと歩いている人がかなりいる。
タクシーは街を抜け
山道を進む。
夜が明け始め、
遠くの山並みがうっすらと見え始めてきた。
はっきりとは見えないけれど、
かなりの存在感。
テンションが上り、気持ちが疾る。
と、その時、
ゴンッ
というイヤな音が。。。
ドライバーさんが車を脇に止める。
なんと、タクシーパンク!
「大丈夫、スペアがあるよ」
と、ドライバーさんは慣れた手つきでジャッキアップ。
あっという間に作業終了。
5分ほどのロスで再出発できた!
ネパールではパンクは日常茶飯事。
アクシデントのうちに入らないらしい。
(この後、ローカルバスのパンクも体験します)
そして、無事サランコットの丘の入り口に到着。
ここからは一人で丘に登るみたい。
もう大分明るくなってきた。
でもまだ陽はでない。
どうやら間に合ったようだ。
すぐそばのテラスには人がたくさんいて
朝日を待っている。
私はもう少し上に登ってみることにした。
ヒマラヤを眺めながらのハイキング。
なんという贅沢。
時折、足を止め、景色を堪能しながらゆっくりと登る。
すると近所のおじさんが
「うちの屋上上がっていいよ」
と声をかけてくれた!
オジサンの家の屋上からは360度あたりが見渡せた。
しかも貸切!ラッキー☆
右には雲海が広がる。
雲の下はポカラの街と湖。
街にいたら、雲に隠れて山は見ることが出来なかった。
ドライバーさんとの出会いに感謝。
そうしているうちに山々に光が差し、
朝日が顔を出した。
ヒマラヤの朝日。
世界は
一瞬、一瞬、
その表情を変える。
その柔らかい光がまっすぐに胸を差し、
身体が熱くなり、涙がこみ上げてきた。
この太陽は、特別な太陽じゃない。
いつも見ている太陽と同じ。
3時間前、日本を照らし始めた太陽。
私たちはいつも、この力強く優しい光に見守られているんだ。
当たり前のことを、特别に感じた朝。
当たり前のことが、特别だということに気づいた朝。
やっぱり旅はいい。
そう、一人静かに朝日を堪能した頃、
オジサンが上がってきた。
「このポスター買わないかい?」
手にはポカラからのヒマラヤの眺めを撮った2枚のポスター。
ちゃっかり商売してるね、オジサン
でもこの素敵な時間をありがとう!
ポスター喜んで頂きます☆
そしてこの後もステキな出会いが続くのです。