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2018.04.13 / 院長ブログ

【原点回帰】小森さんとの出会いと沖縄移住とひだまり堂誕生秘話と

昨日から、ようやく火がついたように応援活動にいそしみだした

宜野湾の小森助産院の小森香織さんの卒乳絵本クラウドファンディング。



ちょうどそのタイミングで、鍼灸師の友人がひだまりを訪れてくれて、

「そういえば、なんで沖縄に移住したの?」という話になり。

実は、小森さんは私のお産の救世主なだけでなく

沖縄に移住したきっかけにもなった方なのを改めて思い出しました。

せっかくなので、今日はそれを綴ってみようかな。

かなりの長文になるはずなので、よろしければお付き合いください。

 

きっかけは整体講座

小森さんとの出会いは、もう10年前。

沖縄で開催された東京のからだクリエイトきらくかんの奥谷まゆみ先生の整体講座でした。

産前産後のケアができるようになりたくて鍼灸の道に進んだものの、

鍼灸学校では周産期の勉強はほとんどなくて、

助産師さんの勉強会に入れてもらったり、

女性鍼灸師の勉強会にいったり、、、

とにかく、情報を求めて活動していた時に出会ったのが、

奥谷まゆみ先生の「骨盤リセット」という本で。

とにかく読みやすくて面白く、体の観察が抜群に丁寧で。

「この先生から学びたい!」

と思って、調べたところ沖縄で半年間の整体習得コースがあることがわかり

早速申し込みました。

でも、申し込んだ後に妊娠判明。。。。

悩んだけれど、参加しても大丈夫ということだったので行くことに決めました。

 

そして、出発当日。

飛行機に乗る前の伊丹空港で、微量だけれど出血しているのがわかって。

行こうかどうか悩んだけど、初期の出血はよくあると聞くしと

飛行機に乗ったものの、出血は増え続け、

せっかくの整体講座もほとんど集中できず、午後は横にならせてもらう始末で。

そんな私を見て手を差し伸べてくれたのが小森さんでした。

「一人でホテル泊まるの怖いやろ?うちに泊まりにおいで」

そう言って、ご自宅に呼んでくださいました。

 

その日の夜、小森さんからたくさんお話を聞きました。

4人の男の子の出産の話。

小森さんがとりあげてきたお産の話。

小森さん自身も4回の出産の合間に経験した流産のお話も。

 

ただ、慰めるのでもなく、

ただ、励ますのでもない、

「生命」は誰にもコントロールできないことを知っている

小森さんの距離感とお話が私を落ち着かせ、

私が知りたかった、お産の世界を知っている人に出会えた!

という喜びでいっぱいになりました。

 

結局、その妊娠は残念ながらお別れになったしまったけれど、

その後の病院でのあまりに心無い対応が辛すぎて、

小森さんにはお電話で何度も相談に乗っていただきました。

小森さんがいなかったら、あのままウツになったかも。

次の妊娠が怖くなったかも。

それくらい、小森さんから聞くお産の世界と、

病院の対応のギャップがありすぎて、

「きっと世の中には、こうやって傷ついている人がたくさんいるんだろうな」

と思ったら、

やっぱり産前産後の体と心のケアをする場所を作ることはとっても大事だし、

なにより

「小森さんと出産したい!」

という思いが強くなって、3ヶ月後には移住を決めていました。

 

その話を小森さんにした時に、

「それならおもしろい街があるよ」

と教えてくださったのが、ひだまり堂がある港川外人住宅街。



 

たまたま入った雑貨屋さんの気のいい店主が、

すぐに不動産屋さんと繋いでくださって、

次の日会うことができて、

前の方が退去したばかりだったのひだまり堂の物件を見せていただくことができました。

 

いずれ10年位したら開業したいな。

その時は、ベットが3台位おいて、

講座ができる広い待合室があって、

庭にハーブを植えて。。。

 

そんな風に、夢に描いていたことが全て叶う物件!!

夫も「ここならいいんじゃない?」と認めてくれて、

整体講座で沖縄に1月に訪れ流産してから、

半年後の8月には移住が決まり、

12月には移住して、1月5日に鍼灸サロンひだまり堂開院

という、今思うと本当に驚異的なスピード開業。



しかも、夫は普通のサラリーマンなので仕事を辞められず、

「3ヶ月赤字が続いたら撤退して関西に帰る」

という条件付きの一人移住&開業でした。

 

ありがたいことに、知り合いが10名程度の見知らぬ土地にも関わらず

初月からたくさんの方が来てくださって、

半年後には予約がいっぱいになるようになっていて、

そのタイミングで夫も移住して、

5年前、念願の小森さんとの出産の夢も果たせました。



 

小森さんとのお産

お産のときにも小森さんにとってもお世話になりました。

特に印象に残っているのが、

仕事をしながら、毎日散歩をかかさずにやっている私に小森さんがかけてくださった

「由美ちゃん、本当にそれ、やりたくてやっている?

カラダがキツイっていってない? 

本当に気持ちに寄り添って迎える出産があなたの出産よ」

という言葉でした。

 

初めての出産。

勉強してきただけあって、いろいろ知識もあって、

こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、

方法論にはまり込んでいる私を諭してくださったこの一言は、

「いいお産を目指すのではなく、どこまでも自分と赤ちゃんに寄り添うお産をする」

という私が今、たくさんの妊婦さんにお伝えしている

大切な気づきをもたらしてくれました。

 

そして、小森さんのおっぱいマッサージ講座・卒乳講座と

離乳食講座、ベビーマッサージに産後を助けられてきました。

 

どんなときも、相談したときに小森さんがまずお話されるのは

「あなたはどうしたいの?」

「赤ちゃんはどうしたがってる?」

ということ。

 

「こうしなさい」

ではなくいつも気持ちに寄り添ってくださる。

 

私も医療者だからわかるけれど、

寄り添って相手の気づきを待つよりは、

「こうしたほうがいい」とこちらから指示をだすほうが何倍も楽です。

 

でも、それでは根本的に解決にはならない。

「自分の人生は自分が創る」

そのスイッチが入らない限り、堂々巡りになるだけだから、

時には厳しく思われても、自分と向き合う方へと導く。

 

そうやってあの細い、小さな体で

お母さんの「お母さん」として、たくさんの女性を支えてくださっている小森さん。



一昨年、自宅出産は引退されて自由な時間を得てからは、

サックスを習ったり、旅行に行ったり、

いくつになっても青春を謳歌している姿を見て、

目標となる生き方をしてくれる先輩がいることのありがたさを感じています。

 

おっぱいの贈り物

そんな、小森さんが大切に大切にしてきた卒乳講座を

絵本セラピストのながもとみちさんが絵本にしてくださいました。

その名も「おっぱいの贈り物〜助産師が伝えたい、おっぱいと卒乳の大事な話〜」



 

みちさん自身も卒乳で悩み、小森さんに助けられた一人だからこそ、

文章に想いが込められていて、読んでて、涙なみだでした。



本当にステキな絵本ができました。

そして、その絵本を制作するために必要な経費の応援を募る

クラウドファンディングを開催しています。

https://readyfor.jp/projects/oppaiehon

 

締切は今日13日の23時。

第1目標50万はあっという間にクリアされて、

今は第3目標応援者250名にチャレンジ中。

それも後10名ほどで達成です。

制作も200万かかるそうなのでそこもあと8万くらい。

 

そして目標達成も大切だけど、

それ以上にたくさんの方にこの本を知ってもらうこと

たくさんの方にこの本を届けることが本来の目的。

 

クラウドファンディングはちょっと、、

という方も、是非ページにある

小森さんの言葉・思いに触れて見てほしいなと思います。

それだけで、かなり癒やされますよ。

 

私にはもう卒乳とか関係ないし、、、

という方も、必要とされている方に

この本をお届けできるという応援リターンのコースもあるので

自分の知らない誰かの育児を支援することもできます。

 

ちなみに、私は5万円コースで

小森さんの講座開催権をゲットしました!

落ち着いたら、ひだまり堂で小森さんのお話会をしたいなと思います。

 

あー。やっぱり長くなった(;´Д`)

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

もっともっと、細かいことはたくさんあるけれど、

私にとって小森さんがいつも大切な時に支えてくださる人だということを

書いていて改めて思い出しました。

そんな、小森さんへの恩返しができるチャンスがあることも嬉しい。

 

クラウドファンディングをすることは、とっても勇気がいったことだと思います。

小森さんほどの人なら、自分で稼げちゃう金額でもある。

それをあえてクラウドファンディングにする意味。

 

ご本人に聞いたわけではないからわからないけれど、

この本を沢山の人の手で産み出したかったんじゃないかなー。

 

出版に関わることで、たくさんの想いとエネルギーがこの本に宿る。

その想いとエネルギーが、これからのお母さんたちに繋がり、

日本の産後が変わっていく。

自分の智慧をたくさんの人の想いと共にこれからの世代に引き継ごうという

小森さんの粋なはからいのような気が私はしています。

 

だから、このクラウドファンディングに参加することは

「小森さんを応援する」という域を超えて、

幸せな育児ができる日本の未来に一票を投じるという決意表明になる。

 

そんな機会を与えてくれた小森さんに感謝です。

いつだって、生き様で私を導いてくれた。

私もそんな存在であるように、自分に正直に生きていきたいと思います。

 

 

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