お知らせ

2016.06.15 / 院長ブログ

【ヒプノ感想】不登校の子供への接し方がわからない

先月から、本格的に始めたヒプノセラピー。

ホームページやブログでのご案内が遅れて申し訳ありません。

ひだまりだよりや店頭でご案内していますので

気になる方はぜひそちらを御覧ください。

(ブログへのご案内はもう少しお待ちくださいませ〜)

 

そんな中、昨日は

「不登校の子供への接し方がわからない」

というお悩みの方がセッションにお越しになりました。

 

とっても素晴らしいセッションだったので

ご本人のご了承を得てご紹介させていただきますね。

 

去年から子供が学校に行きたがらない・行けない

そんな日が増えて、

自分なり集めた情報には

「子供をそのまま受け止めてあげましょう」

と書いてあるから

 

「できるだけ子供を責めないようにしよう」

「受けとめて好きなようにさせよう」

そう思う反面

「学校には行くべきだ」

「他の子ができているのに怠けている」

「勉強が遅れたらどうする」・・・

そんな思いも出てきて、

もうどう対応していいのかわからない

というのがお悩みでした。

 

今回は、ヒプノセラピーの手法の中の

「潜在意識会議」

を使い、自分の中にいる分身さんたちを集めて会議をし

自分がどうしたいかを決めるというセッションを行いました。

 

会議に参加してくれたのは以下の5名。

「学校には行くべきだ」というグレーさん

「この子が元気に過ごしてくれればそれだけでいい」というホワイトさん

「学校に行かなくてもいいから家でしっかり勉強してほしい」というピンクさん

「勉強しなくてもいいから、学校に行って人間関係を学んで欲しい」というイエローさん

「学校で先生たちを困らせるくらいなら、家に閉じ込めておいた方がいい」というブラックさん

 

これだけいろんな意見が渦巻いていたら

どうしたらいいのかわからなくなるのも当然です。

 

そこで、一人ひとりの意見の根拠を伺い、

意見を言い合ってみると、

 

実はクライアントさんご本人が

「〜しなければいけない」

「怠けてはいけない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「親の言うとおりに生きなければいけない」

という思い込みに縛られて生きてきたことがわかってきました。

 

「本当にそれであなたは幸せだったの?」

ホワイトさんからの問いに

 

その思い込みを生きてきた自分を振り返り

「私も本当は自由に生きたかった」と号泣するグレーさん。

 

「自分が責められるのが怖かったんだ」と涙ぐむブラックさん。

 

自分が自分らしく生きることを許していなかったことが

子供がありのままに生きることを許せない原因だった。

 

そのことに気がつくと

お子さんへの対応についても

「子供を信じて見守る」ということに

みんなの意見が一致し、

とてもすっきりとした気持ちになっていました。

 

更に、3年後の未来のビジョンでは

クライアントさんご本人が教育関係の仕事で起業し

いきいきと働いている姿が見えました。

 

「あの経験があったから、

今、同じ思いのお子さんや家族に寄り添えている。

あの経験があったから、

喧嘩ばかりだった夫婦が穏やかになり、

居心地のよい家庭になっている。

やらなきゃいけないことに流されて生きるのは簡単。

自分の本音に素直に生きた子供の勇気に感謝したい」

 

そんな未来の自分の言葉も聞くことができ、

今置かれている状況が、

自分にとって必要な経験だったということがわかると

今、自分がやるべきことは何か?がはっきりし、

「起業のための本を買って帰ります☆」

と、とても軽やかにお帰りになりました。

 

他人の事で悩んでいたけれど、

その原因は自分にあった。

 

そのことがわかり、

自分がどう生きたいかに気づいた時

運命が動き出します。

 

人間関係が上手く行かない時、

相手をコントロールしたくなる時、

 

それは、「自分が変わりたい」という

転機が来たということです。

 

相手の言動に振り回されるのではなく、

自分の本音に耳を傾けると

閉じ込めていた本当の思いが弾け出します。

 

そして

「自分らしい生き方」が見つかるのです。

 

対人関係に悩んだら、

その奥にある自分の本音に向き合ってみた下さいね☆

 

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