お知らせ

2016.01.29 / 院長ブログ

【縄文祭をする理由1:不自然からの脱却】

ただいま、ひだまり縄文祭りのスライド作成中。。。
図録を見ると、縄文土器に魅了されて作業がなかなか進みません。。。

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さて、
なぜ鍼灸院で縄文なのか・・??な方も多いと思うので
私が縄文祭りを思いついた訳をちょっとお話したいと思います。


実は、このお祭りは
私が構想している
「すべてのママに産後ケアサポートを(仮)」プロジェクトに向けての
ちょっとした実験なのです。

日々たくさんの女性のお悩みを伺い
お身体を拝見し、
治療家として出来る限りのことを
精一杯させていただく中で感じること、
それは、

「人間はあまりにも不自然な生き物になってしまった」

ということ。

電気があって、こんな時間(午前3時)まで
起きている生活も

添加物山盛りの加工食品

農薬漬けの野菜

副作用満載の薬

溢れかえるモノと情報

放射能や電磁波

一つ一つ、その瞬間は大きな異変をもたらさなくても
ジワジワと時間をかけて
私たちのカラダと心の状態を蝕んでいるものがありすぎて
もはや不調の原因が何だかわからない。

そして、こんなにモノにあふれているのに
不足感や不安感を抱え、
こんなに人口が多いのに、
孤立感や孤独感に悩む。。。

自由を与えられているようで
「空気を読め」という暗黙の抑圧。
自分らしく生きたいと思いながら
「自己中」という言葉に怯えて自分を出せない生活。

書いてるだけで苦しくなってきた。。。
でも、これが今の日本人の当たり前の日常。

何かが変だとわかっていても
当たり前だから何を変えていいのかわからない。

私の治療は、ひとりひとりのそんな不自然を
一つ一つ取り払っていくことだと思っています。

でもね、私がやりたい
「すべてのママに」
となると、このペースでは追いつかないんです。

産後ママが当たり前に大事にされる社会になるには、
ママ自身も、周りの人も
大きな意識改革が必要です。

サポートすること、サポートされることが
当たり前に循環する仕組みを作りたい思った時、
そのお手本になるのが「縄文時代」だと感じたんです。

実は私は、大学時代考古学を専攻し、
縄文時代の研究をしていました。
人々が自然と共生し、戦いをせずに平和に暮らした縄文時代。
精神性の高さ、芸術的なセンス、その生き方に魅了され、
いつか皆さんにご紹介したいと思ってきました。

まさかそれが、今後の展開への糸口になるとは
思っても見ませんでしたが、
今はなんだかそこに希望がある気がしています。
だって、私たちの遺伝子にはその平和の民の記憶が残っているから。

突然「縄文」なんて言い出して
理解されないのはわかっています。

でも、一滴の水が大きな波紋を描くように、
この一歩が何か大きなムーブメントになればいいなと
思っています。

まずは縄文の魂を持った方々と
この意識をシェアして、反応を楽しみたいです。

というわけで、
ただ「じょうも〜ん!」と騒いでいるだけでなく
ちゃんと治療家としての意図があっての
縄文祭なんですよーというお知らせでした☆

まだ数枠お席がありますので、
縄文魂がうずいた方は是非是非お集まり下さいませ!