2015.05.23 / ぬくだまLIFE
月桃のこと
月桃(げっとう)は、防虫・防カビ・作用に優れた薬草として
古くから生活に根付く沖縄を代表するハーブです。
近年、アクネ菌やジンジバリス菌(歯周病)など様々な菌への
抗菌作用やシワなどの老化防止制御の抗酸化作用が化学的にも
証明され、美容や健康促進への活用が期待されています。
開花時期は4月末〜5月頃。
9月〜10月には赤い実を結びます。
沖縄では、サンニンとも呼ばれ
健康・長寿の祈願のため、葉にムーチー(餅)を包み蒸して食べます。
ムーチーを食べる旧暦の12月8日(新暦の1月下旬〜2月上旬)は沖縄では最も寒い時期。
この時期を沖縄方言でムーチービーサー(鬼餅寒)と呼んでいます。